きょう6日(金)の広島県内は、各地で日差しが届き、加計では5日ぶりの猛暑日となる35.0℃まで気温が上がりました。広島市中区では33.6℃、庄原市では34.0℃となりました。
きょうの天気曲♪
毎週金曜は、今の気候にぴったりな曲をご紹介。今回はこちらです。
「高気圧ガール/山下達郎」(1983年)
王道の夏の曲です。9月に入りましたが、こうも真夏のような暑さが続くと選びたくなります。また、この暑さの原因のひとつが高気圧でもあるのです。
「高気圧」と聞いて、どんなイメージがわくでしょうか。「高気圧は●hPa以上」と決まっているわけではなく、まわりより気圧が高くなっているところのことをいいます。気象コーナーでよく「高気圧におおわれて晴れるでしょう」という言葉を使いますが、まさに高気圧におおわれると晴れるのです。高気圧の中では、空気が上から下に流れる下降気流が起こっています。大気の状態が安定して、天気は崩れにくくなります。その反対が低気圧で、上昇気流が起こり、大気の状態が不安定になって天気が崩れるのです。今後、このしくみを頭に入れた上で天気図を見ると、天気の変化に納得するかと思います。天気への興味が膨らむかもしれませんね。
7日(土)気圧の高いエリアでおおむね晴れる
7日(土)は、中国地方は北の前線と南の低気圧に挟まれた、相対的に気圧の高いエリアとなります。(これが高気圧です。)そのため、多少雲は広がりますがおおむね晴れるでしょう。雲のすき間から強い日差しが届き、35℃近くまで気温が上がる地点もある見込みです。
朝の最低気温は、ここ数日とくらべるとやや高く、沿岸部では25℃を下回らず北部では20℃を下回らない見込みです。ただ日中は気温が上がるため、北部を中心に1日の気温差が大きいでしょう。
8(日)引き続き相対的な高気圧 雲が広がりやすいが日差しも届く
あさって8日(日)は、7日にくらべるとやや雲が広がりやすいですが、日差しも届き気温が上がるでしょう。内陸では35℃に届きそうです。厳しい残暑となる見込みです。
この先はおおむね晴れて猛烈な暑さの日もあるでしょう。気象庁は、今後1ヶ月程度は、気温がかなり高い日が続くと発表しました。9月中旬にかけては、平年とくらべると5℃近く高くなります。長い暑さが身体に堪えます。体調には気をつけながらお過ごしください。
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