台風第13号が発生
気象庁によりますと、10日21時、マリアナ諸島の北緯12度20分、東経145度25分において、熱帯低気圧が台風第13号になりました。
台風は1時間におよそ15キロの速さで西北西へ進んでいます。中心の気圧は998ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は18メートル、最大瞬間風速は25メートルで
中心から半径220キロ以内では、風速15メートル以上の強い風が吹いています。
台風の中心は、12時間後の11日9時にはマリアナ諸島の北緯14度20分、東経143度25分を中心とする半径75キロの円内に達する見込みです。
中心の気圧は998ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は18メートル、最大瞬間風速は25メートルが予想されます。
24時間後の11日21時には、マリアナ諸島の北緯16度00分、東経141度40分を中心とする半径105キロの円内に達する見込みです。中心の気圧は996ヘクトパスカル中心付近の最大風速は20メートル、最大瞬間風速は30メートルが予想されます。
10日の天気は?
あすも平年より気温の高い状況が続き、9月とは思えない暑さになりそうです。京都では37℃、名古屋と大阪は35℃、東京も34℃まで上がるでしょう。そして、湿った空気も流れ込むため、あちらこちらでゲリラ豪雨のおそれがあります。
北海道は前線が通過する影響で、雨が降る所が多いでしょう。本州付近は、日中は晴れますが、夕方から夜にかけて天気が急変し、ゲリラ豪雨になるおそれがあります。
特に雨が降りやすいのが、四国と九州です。雷を伴って強く降り、竜巻などの突風が起きる可能性もあるので、天気の急変にご注意ください。雷雲が近くにあるときは、木の下で雨宿りをするのは危険です。頑丈な建物で過ごすようにしましょう。
そして、南の海上は台風が発生しやすい環境が続いています。季節風がぶつかって渦ができやすいためです。沖縄付近にある熱帯低気圧はあすまでに台風になりますが、沖縄からは遠ざかる見込みです。
マリアナ諸島にも熱帯低気圧があり、あすまでに台風になる予想です。こちらは発達しながら北上し、三連休中に沖縄方面へ向かう予想になっています。まだ、進路や発達度合いがはっきりしないため、こまめに台風情報を確認するようにしてください。
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