台風13号は発達しながら沖縄地方に接近していて県内各地では台風対策が進められています。

台風13号は13日正午現在、日本の南にあって1時間におよそ30キロの速さで北西に進んでいます。最大風速は23メートル毎秒、最大瞬間風速は35メートル毎秒の勢力です。

沖縄有数のモズクの水揚げ地として知られるうるま市の平敷屋漁港では、漁業関係者たちが朝から対応に追われました。

漁港ではきのう12日にまでにほとんどの漁船が陸に引き揚げられていて、きょうは船をロープで縛り固定するなどして台風の直撃に備える姿が見られました。

台風対策が進む平敷屋漁港



また八重瀬町のピーマン農家では、強風の被害から守ろうとビニールハウスのビニールを畳んだり、植えたばかりの苗が飛ばされないように固定したりするなど、対策を急いでいました。

ピーマンの苗を固定する農家



▽農家 金城正長さん
「(過去に)全滅したことがある。害虫は防げるけど、台風の場合は完全になくなるから怖い。できる限りの対策をしています」

那覇と周辺離島を結ぶ海の便は13日、大東島行きが欠航となっていて、今後、影響が広がる見通しです。

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