関東から南、まだ夏の空気
今年9月は、夏の太平洋高気圧の勢力がなかなか衰えません。
上空1500メートル付近の13日の気温です。
東日本、西日本は、依然、真夏の空気に覆われています。
このため、強い日ざしが照り付けると、最高気温35℃以上の猛暑日が続出する状況で、9月中旬としては異例の高温となっています。
”異例の残暑”いつまで?
この厳しすぎる残暑はいつまで続くのでしょうか?
14日からの3連休も含め、来週中頃にかけても、夏の太平洋高気圧の勢力が強いままで、最高気温35℃以上の猛暑日が続く所がある見込みです。
ただ、その先は、ようやく暑さの出口が見えてきます。
「暑さ寒さも彼岸まで」?
ポイントは秋雨前線。来週後半になると、秋雨前線が日本付近に南下してきて、秋の空気が日本列島を覆い、大陸の乾いた空気が流れ込むでしょう。
このため、やっと猛暑日から解放されて、少しずつ秋の気配を感じられる日が多くなりそうです。
今月19日(木)は秋の彼岸の入り。「暑さ寒さも彼岸まで」といいます。
この頃にはようやく猛烈な暑さが収まってくれそうです。
RKB気象予報士 橘高香純
RKB気象予報士 龍山康朗
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