前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んでいて、北陸地方では大気の状態が非常に不安定となり、19日夕方にかけて雷を伴って激しい雨が降り大雨となる見込みです。新潟地方気象台は、19日夜遅くにかけて土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒し、落雷や竜巻などの激しい突風、ひょうに注意するよう呼び掛けています。その後も22日頃にかけて断続的に雨が降り、警報級の大雨となる恐れがあるということです。
新潟地方気象台によりますと、前線が日本の東から東北地方を通って日本海へのびていて、19日にかけて前線が北陸地方へ南下する見込みです。前線に向かって流れ込む暖かく湿った空気の影響で、北陸地方では大気の状態が非常に不安定となり、19日夕方にかけて雷を伴って激しい雨が降り、大雨となる所があるとしています。
雨雲が予想より発達したり停滞した場合は、警報級の大雨となる恐れがあり、その後も22日頃にかけて、前線の影響を受けて断続的に雨が降り、警報級の大雨となる恐れがあるということです。
雨の予想
▽18日から19日にかけて予想される1時間降水量（多い所）
新潟県 30ミリ
富山県 30ミリ
石川県 40ミリ
福井県 20ミリ
▽19日午後6時までに予想される24時間降水量（多い所）
新潟県 100ミリ
富山県 60ミリ
石川県 80ミリ
福井県 40ミリ
▽20日午後6時までに予想される24時間降水量（多い所）
新潟県 100ミリ
富山県 60ミリ
石川県 80ミリ
防災事項
北陸地方では、19日夜遅くにかけて土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒し、落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。ひょうが降る恐れもありますので、農作物等の管理にも注意してください。
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