真さんによりますと、美紀さんは大雨が降った9月21日の朝「行ってきます」と言って仮設住宅を出て車で職場に向かいました。

しかし、22日朝になっても帰宅せず、電話も何度かけてもつながらなかったということです。

24日朝になって、能登町の山の中で車が見つかったと消防から連絡がありましたが、美紀さんの姿はなかったということです。

美紀さんは明るくて真面目な性格だったということで、真さんは「家を出る前に『雨が強くなりそうだから気をつけてね』と声をかけてあげればよかったです。とにかく早く見つかってほしいです」と話しました。

そして「もうだめなんじゃないかと半分あきらめの気持ちもありますが、家に帰ってきたら『おかえり』と言って、とにかく抱きしめてあげたいです」と話していました。

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