石川県によりますと今回の大雨による土砂崩れで道路が寸断されるなどして孤立状態となっている集落は、24日の時点で輪島市で34か所、珠洲市で11か所、能登町で1か所のあわせて46か所となっています。
依然、調査中の集落もありますが、少なくとも367人が孤立しているということで、県は孤立の解消に向けて道路などの復旧を急いでいます。
また被災地では断水も続いています。
県によりますと、能登地方では停電によるポンプ施設の停止や水道管の破損で断水が相次ぎ、24日午後4時の時点で輪島市で3236戸、珠洲市で1750戸、能登町で230戸のあわせて5216戸で水道が使えなくなっています。
輪島市では孤立状態となっている集落に仮設住宅の団地も含まれていて、被災した住民のなかからはほかの自治体に集団で避難することを要望する声が出ているということです。
県は輪島市とともに住民を対象に意向を調査するとともに、受け入れ先の確保に向けた調整を進めています。
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