25日開かれた「火山調査研究推進本部」の「火山調査委員会」では、国内に111ある活火山の評価結果が報告されました。

その上で、この1年以内に噴火したり火山活動に変化がみられたりした8つの火山について、重点的に詳しい調査や研究を進めることになりました。

8つの火山は、
鹿児島県の
▽桜島
▽薩摩硫黄島
▽諏訪之瀬島
▽口永良部島

岩手県の
▽岩手山

岩手県と秋田県の県境にある
▽八幡平

長野県と岐阜県の県境にある
▽焼岳

小笠原諸島の
▽硫黄島で、

調査委員会は、「噴火が切迫しているわけではない」としています。

調査方法は、大学など外部の研究機関の観測データも集めたうえで次の会合で決めることにしています。

委員長を務める防災科学技術研究所火山研究推進センターの清水洋センター長は、「調査研究を進めることで、発展途上の噴火予知など火山活動の評価の高度化を目指していきたい」と話していました。

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