元日の能登半島地震と今月の記録的な大雨で被害の大きかった石川県の能登地方の出身者などがつくったのは、人をもてなす能登地方の風習から「能登ヨバレ@東京」と名付けられた支援団体です。
建築家やシステムエンジニアなど都心で働くさまざまな職種の人の技能をふるさとの支援に活用しようと立ち上げ、28日は東京 千代田区で15人が集まり今後の取り組みについて話し合いました。
参加者からは「現地では困りごとが山積しているが、人手が足りていない。地元からニーズを発信する場も減っている」という意見がでました。
そこで、メンバーが被災地の困りごとの情報を収集し、支援者については出身者や都心在住者に限定せずホームページで広く募集して登録してもらい、現地のニーズと支援をマッチングする仕組みを作ることになりました。
発起人の1人で輪島市出身の公務員、上野伸一郎さんは「いちばん心配なのは地震のあと頑張ってきた人たちが、大雨で心が折れるような状況になっていることです。東京にいるわれわれが技術的な面だけじゃなく、心の面でも支えていければ理想です」と話していました。
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