【台風情報最新】「台風17号（チェービー）」は10月1日（火）以降に関東接近の見込み　「台風18号（クラトーン）」10月2日（水）以降に「暴風域を伴って」沖縄地方に接近か　今後の台風進路は？全国の天気への影響は？【29日午後8時50分更新】

台風17号（チェービー）関東に接近か

気象庁によりますと、台風第１７号はきょう（２９日）午後６時には父島の南約３５０キロにあって、１時間におよそ１５キロの速さで北へ進んでいます。

中心の気圧は１０００ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は２０メートル、最大瞬間風速は３０メートルで、中心の北東側３９０キロ以内と南西側２２０キロ以内では、風速１５メートル以上の強い風が吹いています。

今後の予想進路は【画像①】の通りです。

台風の中心は、

あす（３０日）午前６時には父島の南西約２１０キロ
中心の気圧は９９８ヘクトパスカル
中心付近の最大風速は２３メートル、
最大瞬間風速は３５メートル

あす（３０日）午後６時には父島の北西約１８０キロ
中心の気圧は９９６ヘクトパスカル
中心付近の最大風速は２５メートル、
最大瞬間風速は３５メートル

あさって（１０月１日）午後３時には八丈島の東北東約２１０キロ
中心の気圧は９８５ヘクトパスカル
中心付近の最大風速は３０メートル、
最大瞬間風速は４５メートル

台風はこの後、温帯低気圧に変わり、

１０月２日午後３時には日本の東
中心の気圧は９９２ヘクトパスカル
最大風速は２５メートル、
最大瞬間風速は３５メートル

が予想されます。

台風は、小笠原近海を発達しながら北上し、３０日朝から昼過ぎにかけて小笠原諸島に最も接近する見込みです。その後、台風は小笠原近海から日本の東を北上し、３０日から１０月１日頃にかけて東日本に影響するおそれがあります。

［雨の予想］
小笠原諸島では３０日にかけて、台風周辺や台風本体の暖かく湿った空気が流れ込んで大気の状態が不安定となり、雷を伴った激しい雨が降って大雨となる所があるでしょう。

２９日１８時から３０日１８時までに予想される２４時間降水量は多い所で、
　　小笠原諸島　　１５０ミリ

［波の予想］
小笠原諸島では、うねりを伴い２９日は波が高くなり、３０日はしけるでしょう。

２９日に予想される波の高さ
　　小笠原諸島　３メートル　うねりを伴う
３０日に予想される波の高さ
　　小笠原諸島　５メートル　うねりを伴う

［風の予想］
小笠原諸島では２９日は強い風が吹き、３０日は非常に強い風が吹くでしょう。

２９日に予想される最大風速（最大瞬間風速）
　　小笠原諸島　　１７メートル　（３０メートル）
３０日に予想される最大風速（最大瞬間風速）
　　小笠原諸島　　２０メートル　（３０メートル）

［防災事項］
小笠原諸島では、土砂災害やうねりを伴った高波に注意・警戒し、強風に注意してください。

「台風18号（クラトーン）」強い勢力に　沖縄は注意・警戒を

気象庁によりますと、強い台風第１８号はきょう（２９日）午後６時にはフィリピンの東にあって、１時間におよそ１５キロの速さで北西へ進んでいます。

中心の気圧は９７５ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は３５メートル、最大瞬間風速は５０メートルで、中心から半径１１０キロ以内では風速２５メートル以上の暴風となっています。

また、中心から半径４４０キロ以内では、風速１５メートル以上の強い風が吹いています。

今後の進路予想は【画像②】の通りです。