輪島市東部の町野地区にある町野小学校と東陽中学校は、9月21日の記録的な大雨で床上まで浸水し、片づけなどが終わっていないことから休校が続いていました。

輪島市が、隣接する能登町と協議した結果、片づけなどが終わるまで校舎を借りたり、合同で授業を行ったりすることができるようになりました。

合わせて30人ほどの児童や生徒は、スクールバスで通学することになり、2台のバスに分かれ、南に5キロ余り離れた能登町の柳田地区にある小学校や中学校に向かいました。

輪島市内にある小中学校、合わせて12校は今回の大雨で、すべて休校になりましたが、10校は9月26日に再開していて、これですべての学校の授業が再開しました。

小学2年生の男子児童は「久しぶりに学校に通えてうれしいです。緊張していますが、能登町の小学校で新しい友達を作りたいです」と話していました。

町野小学校の井上千佳校長は「地震と大雨によって、精神的に不安定になっている児童がいるので、しっかりとケアしていきます」と話していました。

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