元日の地震のあと、穴水町を拠点に支援活動にあたっている団体「フードバンク能登」は、全国から寄せられた食料品などを奥能登地域の4つの市と町の被災者に提供する活動を続けてきました。
先月の記録的な大雨のあとは、輪島市や珠洲市などに再び設けられた避難所に食料品や飲料水を提供しています。
3日は拠点となっている施設から、支援活動にあたっている別の団体のボランティアが2リットルの飲料水が入った箱を運び出し、避難所などで配るため車に積んでいました。
「フードバンク能登」によりますと、先月の大雨のあと一時的に在庫がなくなり、今も飲料水やレトルト食品、缶詰などが足りていないということで、支援物資の提供や寄付を呼びかけています。
「フードバンク能登」の上野香苗さんは「奥能登地域は高齢の人が多く、手軽に調理できるパックご飯やレトルト食品が必要です。復旧や復興には長い時間がかかるので、寄り添いながら活動を続けるためにも支援をお願いしたい」と話しています。
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