10月9日(水)午後3時に、南鳥島近海の熱帯低気圧が、台風19号「バリジャット」になりました。

予報円は小さく、進路は概ね固まっていて、この後は太平洋高気圧の縁を回るように、本州の東海上の離れた場所を北上する見込みです。

「海面水温」気象庁HPより 10月8日(火)

台風まで発達するのが、予想より遅れましたが、まだ海面水温が27℃以上という、台風のエネルギーを得やすい、27℃以上のエリアを北上するため、10日(木)までは台風として北上し、その後11日(金)には、温帯低気圧に変わる見込みです。

そのため、日本列島に直接大きな影響は出ない見込みです。では、ことしはいつ頃まで「台風」に注意が必要なのでしょうか?

10月も引き続き「台風」に注意を

過去最も遅い台風の上陸は、1990年に和歌山県に上陸した「11月30日」です。

アメリカ海洋大気庁 10月24日(木)午後9時

ただ、実際に発生するかどうか不確実な状況で、さらに日本に影響が出るかどうかもわかりませんが、まだ10月いっぱいは台風の情報に注意が必要ということは、言えそうです。

全国の週間予報

週間予報でみると、全国的に晴れ間が広がり台風や熱帯低気圧の影響はみられませんが、本格的な「秋」の空気が入ってきて、気温が下がりやすくなります。

最高気温は、25℃以上で半袖でも過ごせるくらいの日が多くなりますが、最低気温は沖縄以外で20℃以下が続き、東京は15℃位まで下がる日がでてきそうです。

平年並みか平年より高い日が多いものの、これまでに比べればだいぶ秋らしくなります。気温の差が大きくなりますので、服装でうまく調節して体調管理にもお気を付けください。

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