季節が進み、朝晩を中心に冷え込むようになってきて、深まる秋を感じられるようになってきましたね。秋を代表するような雲も多く見られるようになってきました。秋の雲の特徴として、雲が分厚くなりにくく水平方向に広がりやすいということがあげられます。これは、秋は上空の西寄りの風が強いためです。代表的な雲としては、巻雲や巻積雲、高積雲があります。この中でも巻積雲をうろこ雲やいわし雲といい、高積雲をひつじ雲とも呼びます。
ところで、うろこ雲とひつじ雲の見分け方を知っているでしょうか?この2種類の雲の違いは、単に”雲1つ1つの大きさ”だけなんです。高積雲(ひつじ雲)のほうが高度が低いため、手前にある分だけ大きく見えるということになります。
そしてこの2つの雲の簡単な見分け方があって、自分の親指を立てて腕を空に向かってまっすぐ伸ばします。その時雲1つ1つが指に隠れる場合はうろこ雲、指からはみ出る場合はひつじ雲ということになります。
簡単に見分けられる方法なので、ぜひ空を見上げて秋の雲を見つけた時には親指でチェックしてみてください。
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