珠洲市宝立地区にある理容店では、15日午後3時ごろに断水となりました。

カットを終えた客の髪を洗うことができなくなり、そのまま帰宅してもらったということです。

断水の影響で、通常よりも2時間ほど早い午後4時ごろに営業を終えました。

16日朝からは、水道を使うことができるようになり、16日は通常どおり営業できたといいます。

店によりますと、髪を洗うには、1人当たり6リットルほどの水が必要で、断水になると営業することは難しいということです。

ことし1月の能登半島地震の影響で、長期の休業を余儀なくされ、8月に通常の営業を再開したということですが、今後も断水が続くと、状況によっては再び休業を検討せざるをえないといいます。

理容店を営む鹿野信子さんは「地震と大雨で苦しい状況が続いています。早く平常の生活に戻ってほしいです」と話しています。

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