17日夜は一年で最も大きく見える満月「スーパームーン」です。月と地球との距離は一定ではなく、近い時は35万キロ台、遠い時は40万キロ台と変化していて、17日は月が最も近づいたタイミングで満月となるため大きく見えます。国立天文台によりますと、最も小さい満月と比べると見かけの直径は約14パーセント大きく見えるということです。肉眼で見る分には普段の満月と比べてそんなに大きいとは感じられないかもしれませんが、最も小さい満月と写真で比べるとその差がはっきり分かります。

2019年の最も大きい満月と最も小さい満月を同条件で撮影したもの

2025年の最も小さい満月は4月13日ですので、ぜひ今回のスーパームーンと同一の条件で写真に撮って比べてみてはいかがでしょうか。

スーパームーンはどこで見られる?

気になる天気ですが、宮城県内は夜になると南部の方から次第に曇ってきそうで、比較的早めの時間、午後9時頃までが観察におすすめと言えそうです。仙台の17日の月の出は午後4時42分となっています。

全国の17日の天気(気象庁17日午前11時発表)

全国的には、北日本は高気圧に覆われて晴れる所が多いですが、東日本から西日本の太平洋側は高気圧の後ろ側に入るため曇りや雨で観察するのは難しいかもしれません。

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