沖縄気象台は17日、沖縄地方の向こう2週間の気温がこの時期としてかなり高くなる見込みだとして、高温に関する早期天候情報を発表しました。

早期天候情報は、その時期としては10年に1度程度しか起きないような著しい高温や低温となる可能性が30%以上あると見込まれるときに、その6日前までに発表するもので、農作物の管理などに注意が呼び掛けられます。

沖縄気象台によりますと沖縄地方では23日頃から「かなりの高温」になるとしています。かなりの高温とは、5日間平均気温の平年との差が1.3℃以上高くなることを指しています。

沖縄本島地方の2週間気温予報では、25日から28日にかけ、各日の5日間平均気温が29℃、29日には同28℃となっていて、この時期の平年値よりかなり高くなる予想です。

気象庁は17日、この「10年に1度程度の高温」に関する早期天候情報を、北海道地方から沖縄地方までの全国各地に発表しています。

ただ北海道地方では20日ごろに寒気の影響でかなり気温が低くなる予想で、その後の高温により気温の変動が大きくなる見込みだとしています。

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