前線を伴った低気圧が日本海を進んでいて、前線が北海道から九州にかけて通過する見込みです。気象庁は、北日本から西日本では19日夜にかけて、落雷や竜巻などの激しい突風、ひょうに注意するよう呼び掛けています。
気象庁によりますと、日本海にある前線を伴った低気圧が、19日夜にかけて発達しながら日本海から千島近海に進む見込みだということです。低気圧からのびる寒冷前線が北日本から西日本の広い範囲を通過する見込みで、前線は20日夜にかけて、日本の南へ南下して停滞する見込みだとしています。
北日本から西日本では、低気圧や前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため大気の状態が非常に不安定となり、雷を伴った非常に激しい雨や激しい雨が降る所がある見込みだということです。
気象庁は、落雷や竜巻などの激しい突風に注意し、発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど安全確保に努めるよう呼び掛けています。
また、ひょうが降るの恐れもあるため、農作物や農業施設の管理にも注意が必要です。
なお22日から、再び天気が崩れる所がある見込みで、24日にかけて強い雨が降る所もありそうです。今後の気象情報に注意してお過ごしください。
雨の予想
▽19日に予想される1時間降水量（多い所）
北海道地方 40ミリ
東北地方 40ミリ
北陸地方 40ミリ
▽20日午前6時までの予想24時間降水量（多い所）
北海道地方 100ミリ
北陸地方 100ミリ
東北地方 80ミリ
風の予想
▽19日に予想される最大風速（最大瞬間風速）
北海道地方 陸上 18メートル（30メートル）
海上 23メートル（35メートル）
九州北部地方 陸上 15メートル（30メートル）
海上 20メートル（30メートル）
▽20日に予想される最大風速（最大瞬間風速）
北海道地方 陸上 18メートル（30メートル）
海上 18メートル（30メートル）
九州北部地方 陸上 15メートル（30メートル）
海上 20メートル（30メートル）
波の予想
▽19日に予想される波の高さ
北海道地方 5メートル
九州北部地方 5メートル
▽20日に予想される波の高さ
北海道地方 4メートル
九州北部地方 6メートル
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