23日の未明から明け方にかけては前線の影響で、局地的に雷を伴い非常に激しい雨となる見込みです。前線が通過すると天気は一気に回復し、午後は各地とも晴れる見込みです。最高気温は30度近くまで上がる所もありますが、午後は北風が強まるので、風が吹くと少しひんやりと感じられそうです。

23日未明から雨脚が強まり、明け方から朝にかけて雨が続く見通しです。雷を伴い非常に激しく降る所もある見込みで、警報級の大雨となるおそれがあります。雨の降り方に十分注意が必要です。昼前になると雨雲は県内から離れるでしょう。

23日の午前6時までの12時間で、多い所で100ミリを超える雨が予想されています。高知市の10月一か月分の雨量が約200ミリなので、この時期としては多い雨となるでしょう。

また、22日明け方に台風20号が発生しました。台風は西へ進み日本列島に直接の影響はありませんが、離れていても湿った空気をもたらし、秋雨前線を刺激する可能性があります。台風の進路に加え、最新の雨の予想もこまめに確認してください。

秋らしいすっきりとした青空は長くは続かず、週末からは再び天気がぐずつく見通しです。この先2日ほどある貴重な晴れ間を有効に活用してください。気温はこの時期としては高く、一日の気温差が小さく過ごしやすい日が続くでしょう。(気象予報士・東杜和)

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