気象庁によりますと、日本海を北東へ進む前線を伴った低気圧に向かって暖かく湿った空気が流れ込んでいる影響で、西日本や東日本の広い範囲で大気の状態が非常に不安定になっています。

この時間は四国と東海に発達した雨雲がかかっていて、午前5時までの1時間には高知市に設置された県の雨量計で34ミリの激しい雨を観測しました。

大気の不安定な状態は24日明け方にかけて続く見込みで、気象庁は、落雷や竜巻などの激しい突風、ひょう、局地的な非常に激しい雨に注意するよう呼びかけています。

あたりが急に暗くなったり、冷たい風が吹いたりするなど、発達した積乱雲が近づく兆しがある場合は頑丈な建物の中に移動するなど安全を確保してください。

また、宮崎県ではこの48時間の雨量が400ミリを超えているところがあり、今後少しの雨でも土砂災害のおそれがあるため雨の降り方に注意してください。

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