ことし7月25日の豪雨では酒田市を流れる荒瀬川が氾濫したほか、大量の土砂が集落に流れ込んで住宅や田んぼなどに大きな被害が出ました。

浸水の被害が出た酒田市大沢地区の後藤正一さんの住宅では、これまでに床の張り替えなどを済ませていて、25日はドアの付け替え作業などが行われていました。

後藤さんは同じ地区にある妻の実家で生活しながら自宅の復旧工事を進めていて、再び自宅に戻るのは年末ごろになるのではないかということです。

大沢地区では住宅の復旧工事が本格化している一方、豪雨の前に暮らしていた186世帯のうち、9月末時点で15世帯が地区を離れたということです。

後藤さんは「あっという間の3か月だった。やっぱり自分の自宅が一番落ち着くので早くもとの生活に戻りたい。河川の対策にも可能なかぎり取り組んでほしい」と話していました。

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