今月22日の夜に猛烈な雨が降った宮崎県延岡市浦城町では、裏山が広い範囲で崩れて住宅1棟が土砂に埋まり、この家に住む三輪弘美さん(56)と連絡が取れなくなっています。
連日、夜を徹した捜索が続けられ、延岡市によりますと26日午前3時すぎ、土砂の中から女性とみられる1人が心肺停止の状態で救助され、市内の病院に搬送されました。
警察は三輪さんの可能性があるとみて、身元の確認を進めています。
土砂崩れが起きた現場は、県から「土砂災害特別警戒区域」に指定されていて、崩れた斜面はコンクリートで覆われ、土砂を止める擁壁も整備されていました。
県によりますと、今回は対策が行われた場所よりもさらに上の斜面から崩落が始まったとみられるということです。
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