羽咋市では、能登半島地震で市内5つの地区を中心に液状化により建物が傾いたり道路が隆起したりするなどの被害が相次ぎました。
市は被害を受けた市民を対象に今後の液状化対策や生活再建に向けた支援についての説明会を各地で開いていて28日に的場町地区で開かれた説明会にはおよそ50人が参加しました。
このなかで市の担当者は来月中に液状化対策の実施に必要な地盤調査を行う業者を選定する方針を示した一方、対策の完了には長期間かかる可能性があると説明しました。
また、県や国に対して市民が必要な支援を受けられるよう要望しているとした上で、市が住宅が全壊した市民などを対象に独自に給付している支援金を追加することも検討していると明らかにしました。
住民からは「具体的な復興ビジョンを示してほしい」とか「対策が終わるまでに時間がかかりそうなので早く進めてほしい」という声が出ていました。
液状化で自宅が沈む被害が出た60代の男性は「自宅に住めないようになり困っています。支援について決まっていないことが多いので早く決めてほしいです」と話していました。
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