統計史上”初” 11月に台風同時に4つ

12日(火)午前3時にフィリピンの東で台風25号が発生しました。12日正午現在、台風22号・23号・24号・25号が同時に存在しており、4つの台風が同時に存在するのは2017年7月以来7年ぶり、11月としては統計を開始した1951年以降で初めてです。なお、11月の平年の台風発生数は2.2個ですので、今年は倍近くの発生数になりました。

気象衛星ひまわりの画像

台風22号はまもなく熱帯低気圧へ 台風23号は影響はない

台風22号は、南シナ海からベトナムに上陸し熱帯低気圧に変わり、台風23号は、南シナ海を北西方向に進み15日(金)までに熱帯低気圧に変わる見込みです。

台風24号と台風25号の進路は要注意

台風25号は予報円の中心を進んだ場合、17日(日)午前9時には沖縄県石垣島の南西およそ120kmの海上に達する見込みで、9日(土)10日(日)大雨災害の復旧が終わらないうちに沖縄奄美付近へ近づくため最大限の警戒が必要です。

台風24号と台風25号の進路を1枚にすると・・・

台風25号のあとを追うように、24号が進みそう

海水温の高い海域を進む

海水温27℃以上の海域を進むため、発達し勢力あまり落とさず、沖縄近海まで来るおそれがあります。また台風が遠く離れていても、15日(金)~17日(日)は九州~本州で雨が予想されています。

雨と風のシミュレーション 14日(木)~17日(日)は画像で掲載しています。

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