「川内川あらし」は、晩秋から冬にかけて、海が満潮を迎え気温が低い早朝に発生する霧が、大きな流れとなって海に下っていく現象です。

薩摩川内市の標高160メートルの月屋山の山頂に設けられた展望台では、12日午前7時すぎ、霧が川内川に沿って海に流れ出ていく様子が確認できました。

観測を続けている川内川あらし協議会によりますと、ことしの初観測は去年に比べて25日遅いということです。

観測に来ていた協議会のメンバーは「雲から朝日が出る瞬間は何度見てもすばらしいなと感動しています」と話していました。

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