東北電力は、東日本大震災で停止して以来、13年余りを経て先月再稼働した女川原発2号機で、今月15日に発電を再開しました。
20日は、発電再開を報告するため、東北電力の樋口社長が、武藤経済産業大臣のもとを訪れました。
この中で、樋口社長は、「今後とも原子力発電所の安全対策に終わりはないという確固たる信念のもと、更なる安全性の向上に向けた取り組みを着実に進めてまいりたい」と述べました。
これに対し、武藤大臣は、「女川原発2号機の再稼働に関する経験や知見は大きな財産だ。この知見と経験を共有し、業界全体での更なる安全の向上につなげていただきたい」と述べ、再稼働に関するノウハウを業界全体で共有し、安全性の向上を図るよう求めました。
面会のあと、樋口社長は記者団に対し、「立地自治体をはじめ、地域の方々のご理解があってここまで来ることができた。これから、カーボンニュートラルを進めていくうえでも、電力の安定供給のためにも、発電再開は非常に大きな意義があると思う」と述べました。
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