20日は東日本や東北などで雨が降っています。この雨は午前中までのところが多く、午後からは次第に上がる見込みです。一方、西日本は広く晴れて気温が上がりそうです。新潟や東北では午後も一部で雨が残りそうです。

20日の最高気温は東日本では前日よりも5℃ほど下がる所がある一方、西日本では大幅に上がって25℃以上の夏日となる所が多く、鹿児島では30℃と真夏日の予想となっています。
新潟では19日、新潟市秋葉区で30.8℃など6月中旬から7月下旬並みの気温となりましたが、20日は一気に下がり日中の最高気温は19℃~22℃となりそうです。21日も気温が低い状態が続き、その後は気温が上がる予想となっています。


一方気象庁は16日に北海道を除く各地に「高温に関する早期天候情報」を発表しています。向こう2週間は暖かい空気が流れ込みやすいため気温が高い日が多く、かなり高い日もある見込みです。

気象庁では1週間以内に高温が予測される場合には「高温に関する気象情報」を、翌日または当日に熱中症の危険性が極めて高い気象状況になることが予測される場合には「熱中症警戒アラート」を発表するとしています。
気象庁は農作物の管理等に注意するとともに、熱中症対策など健康管理に注意するよう呼びかけています。

今後2週間の気温予報(気象庁 19日午後2時30分発表)

▽北海道地方
 向こう4日間程度は暖かい空気が流れ込みやすいため高い日が多いでしょう。その後は平年並の日が多い見込みです。

▽東北日本海側、北陸地方、近畿日本海側
 
向こう2週間の気温は、暖かい空気が流れ込みやすいため平年並か高い日が多いでしょう。

▽東北太平洋側、関東甲信地方、東海地方
 
向こう2週間の気温は、暖かい空気が流れ込みやすいため高い日が多く、かなり高い日もあるでしょう。農作物の管理等に注意するとともに、熱中症対策など健康管理に注意してください。

▽近畿太平洋側、中国地方、四国地方、九州北部地方、九州南部、沖縄・奄美
 
暖かい空気が流れ込みやすいため、向こう5日間程度は平年並か高く、その後はかなり高い日もあるでしょう。農作物の管理等に注意するとともに、熱中症対策など健康管理に注意してください。

「早期天候情報」とは

気象庁が発表する「早期天候情報」は、その時期としては10年に1度程度しか起きないような著しい高温や低温、降雪量となる可能性が普段より高まっているときに、6日前までに注意を呼びかける情報です。

6日先から14日先までの期間で、5日間平均気温が「かなり高い」「かなり低い」となる確率が30%以上、または5日間降雪量が「かなり多い」となる確率が30%以上と見込まれる場合に発表されます。

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