30日、俳優の戸田恵子さん(66)が、都内で舞台『虹のかけら~もうひとりのジュディ』の取材会、公開ゲネプロを行いました。

戸田恵子さん



構成、演出を三谷幸喜さんが手がける本作は、ハリウッドのミュージカル大作で輝き続けた女優、ジュディ・ガーランド。その付き人で、専属代役であったジュディ・シルバーマンの目を通して、同じ“ジュディ“への愛憎と、ジュディ・ガーランドの数奇な人生を描いた作品です。

戸田恵子さん



戸田さんは、”明日が初日になりまして非常にワクワクしている。再演から5年経っている。よもやもう1度やるとも思ってなくて予想外です。60歳過ぎて5年経つということは結構な年になるので、自分でも驚きつつやらせていただいて、明日の本番にこぎつけました”と、笑顔を見せました。

戸田恵子さん



米ニューヨーク・カーネギーホール・ワイル・リサイタルホールでの公演が決まった今作について、戸田さんは、”そもそも、この作品は、私の還暦の時に三谷さんにお祝いで作ってもらった。2017年が還暦の年なんですけど、三谷さんから「戸田さん、60歳の年だったらギリギリいいですよね?」とおっしゃって、だから、2018年のまもなく61歳になるぎりぎりの時にやることになって、本番の6日目前くらいに台本ができて、バタバタで初演をやりました。なので消化不良なとこもあって。”と、振り返りました。

戸田恵子さん



そして、”2019年に再演させてもらったときに、たまたまカーネギーの人に声をかけてもらって。本当は、コロナ前に行けるはずだったのですが、ニューヨークもパンデミックで劇場が閉鎖していまして、この話は無くなったと思っていたのですが、去年あたりから「そろそろどうですか?」と言われ、この話いきてたんですか!となり、今回の公演になりました”と、カーネギーホールでの公演が決まった経緯を明かしました。

戸田恵子さん



自身の体力作りについて問われると、戸田さんは、”大きな声で言えないけど、5年前の衣装が全然着られなくて…太ったってことです(笑)なんとか戻そうと思って、この1か月は週3回朝ジムに通いました。人間やればできるものだなと。なんとか体形は戻すことができた。正直言って体力は自信がないです。今年67歳になるので。持ち前の気力で乗り切るしかない”と、意気込みました。

戸田恵子さん



最後に、”泣いても笑っても、私しか出てこないので、皆さんが飽きないように、短い時間ではあるんですが精一杯努めたい。劇場でお待ちしています”と、ファンに向けてメッセージを送りました。

戸田恵子さん



【担当:芸能情報ステーション】

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