エミリー・ラタコウスキー(2020年2月、米サンタモニカ) Featureflash Photo Agency-Shutterstock

<面積の小さな、明るいオレンジ色の水着で肉体美を惜しみなく披露したエミリー・ラタコウスキー。他にも、トランプ前大統領の不倫相手だったストーミー・ダニエルズの顔がプリントされたTシャツを着て外出する姿も話題に>

6月7日に33歳の誕生日を迎える人気モデルのエムラタことエミリー・ラタコウスキーが、極小ビキニ姿でニューヨークの街中に出没して話題を呼んでいる。

【写真】極小ビキニでNYの路上を闊歩するエムラタ、「反トランプ表明」と話題のTシャツ姿も

エムラタは、自身の水着ブランド「Inamorata(イナモラータ)」の新作ビキニを着用し、路上を闊歩する写真などを5月31日にインスタグラムに投稿。明るいオレンジ色の'面積少なめ'ビキニは、「これまでで最も露出度の高いビキニのひとつ」と世間を驚かせた。

足元には真っ赤なスニーカーと白いソックスを合わせたエムラタは、アイスコーヒーを手に横断歩道を歩く写真を筆頭に、カメラ目線のクローズアップや雰囲気のある建物の前でセクシーなポーズを取る姿など7枚の写真を公開した。辛うじて乳首と大事な部分はカバーされているものの、引き締まった腹筋や豊かな胸の谷間など肉体美を惜しみなく披露し、賛否を呼んでいる。

「子どもを産んでもゴージャス」「ホットなママ」「違法に素晴らしい」と称賛の声がある一方で、「彼女は子持ちの熟女」「服を着ることはあるの?」とのコメントや、痩せすぎのエムラタが過度な露出をするなんてクレイジーだとの批判も上がっている。

トランプ元不倫相手の顔がプリントされたTシャツで外出

2017年にイナモラータを立ち上げ、自らモデルを務めているエムラタ。極小ビキニで人気を博しているが、昨年11月に行ったブラックフライデー向け半額セールで注文した商品が春になっても届かない人が続出するトラブルが発生し、SNSに苦情が殺到していた。

その後は新作の発表がなかったイナモラータは、半年ぶりに公式インスタグラムを更新。新キャンペーンに登場したエムラタのギリギリを攻める大胆なビキニ写真を投稿して復活をアピールしているが、「配送まで1年かかる?」と未だ非難の声もある。

エムラタは先月末にビキニ姿のモデルたちの写真コラージュをあしらったI.Am.Gia(アイ・アム・ジーア)の大胆な水着でモナコでのバカンスを楽しむ様子をインスタグラムで公開したばかり。

帰国後はニューヨークでドナルド・トランプ前米大統領の不倫相手だった元ポルノ女優ストーミー・ダニエルズの顔がプリントされたTシャツを着て外出する姿がパパラッチされ、注目を集めている。

ダニエルズへの不倫口止め料を巡る会計不正処理事件でトランプ氏が有罪評決を受けた当日、DVや性的暴行の被害者を支援するため漫画家のR・クラムが手がけた95ドルの限定Tシャツを着用したエムラタに、「反トランプ表明」「あからさまな政治的ステートメント」などの声が上がっている。

12年前に著名写真家から性的暴行を受けたことを告発しているエムラタは、ダニエルズへの連帯感を示したものと見られるが、自身も過激な露出で度々ネットを騒がせているだけに、「類は友を呼ぶ」「公の場で洋服を着ているのを初めてみた」「ポルノ女優がロールモデルだとしたら、自尊心の問題を抱えている」など皮肉コメントも寄せられている。

[筆者]
千歳香奈子
北海道・札幌市出身。1992年に渡米し、カリフォルニア州サンタモニカ大学で写真を学ぶ。96年アトランタ五輪の取材アシスタントとして日刊スポーツ新聞社アトランタ支局に勤務。ロサンゼルス支局、東京本社勤務を経て99年よりロサンゼルスを拠点にハリウッドスターら著名人へのインタビューや映画、エンターテイメント情報等を取材、執筆している。日刊スポーツ新聞のサイトにてハリウッド情報や西海岸のトレンドを発信するコラムも寄稿中。著書に『ハリウッド・セレブ』(学研新書)。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。