源頼朝と北条政子が結ばれたことから”縁結びの神”として知られている熱海市の伊豆山神社では15日に例大祭が開かれました。

伊豆山神社の例大祭は3つの町内会の神輿と厄年の人たちが担ぐ神輿の計4基を本殿の境内から下ろす”御下り”が見どころです。

ただ、新型コロナの流行に加え、3年前に起きた土石流災害の影響で2023年までは規模の縮小を余儀なくされていて、2024年は5年ぶりに4基の神輿すべてが参道を下りました。

伊豆山神社・大館節生 総代会長:
なかなか神輿を出す状態が作れなくてやっと今日に至った。これが本当の伊豆山のお祭りですので、それが果たせて、5年ぶりですか…出来るようになったことで感無量ですね

土石流からの復興や復旧はまだまだ道半ばですが、住民たちは活気あふれる神輿の御下りを見ながら伊豆山が元通りの姿を取り戻せるよう故郷への思いを強めている様子でした。

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