27日、Snow Man のラウールさんがパリからインスタライブを配信し、パリ・ファッションウィークでモデルとして挑戦することになった経緯について語りました。

ラウールさん(Snow Man)


ラウールさんは、今から2年半ほど前に事務所の関係者と会話したことを振り返り、"自分の中で唯一プロフェッショナルでいられるような感覚があって、モデルの仕事がすごく楽しいから「パリコレに出たいです!」って言ったのね" と語りました。

そして、まずは日本でヨーロッパのブランドの仕事をした流れからパリコレへのツテを探すものの望みがなく、"結局パリコレのキャスティングは、現地パリのモデル事務所に入ってないと難しい" と知ったとのこと。ラウールさんは「アイドルなのにモデル事務所に入れるのか?」と悩みつつ事務所の関係者に相談したところ "そういう理由で諦めるのは勿体ない。やっちゃいなよ、と背中を押してくれたんですよ" と振り返りました。

ラウールさんは、それからというもの数え切れないほどのメールでの打診やリモートでのオーディションを繰り返しては落とされ 、ただ一つ "今入っているモデル事務所が「OK!」みたいな感じで、そこだけ通って" と、なんとか機会を掴めたことを明かしました。そしてさっそくパリでのキャスティングに6月の初旬から参加して、ファッションウィークでランウェイを歩くための審査を受け続けていると語りました。

ラウールさんは、ファンからの「アイドルを辞めるの?」という質問に "やめないですね。このパリコレ行くぞっていう感じは、アイドルの中で、何か面白い形を探りたい感じ。アイドルをやめちゃったら、元も子もない" と、自分の軸はブラさないことを宣言。しかし、連日行われるキャスティング・オーディションはブランドによって進め方も全く違い、何度も落とされる中で "今まで割と挫折感をあんまり味わえてこなかった。良くも悪くも。" "人生初挫折もう心がバリン、みたいな。やばかった、マジで。でも、それがめっちゃいい経験だなというか、なんか本当にこれって挫折知らず過ぎたなって、ハッとしましたよね” と、真摯に振り返りました。

さらに、ショーへの出演が決まる際も "メールが来ても、ショーを歩く直前まで何が起こるかわからない。自分に期待をしない" "次の日、ショーが始まる3時間ぐらい前に会場に入る。そこで初めてメイクがどうとか、決定した衣装がどれとかを知る" と、ファッションウィークの独特な進み方を初めて体感したスリルを描写。アイドルは何ヶ月もかけてステージへの準備をする一方で、モデルはわずか3時間でショーに備えねばならないという違いに焦りを感じたと告白しました。

そしてショーの本番では、ステージ演出で無数にひらめいていた銀のテープがラウールさんの顔に何本も貼りつくハプニングが発生。しかし、それまでの間に見ていたショーの「アナログでアンバランスな雰囲気」から、ラウールさんは "取ろうと思えば取れると思うんだけど、取らないで歩いた" と、パフォーマーらしい感覚で対応したことを明かしました。

ショーの終了後、また別のキャスティングに向かう最中に、高名なデザイナーの方に出会い "テープが絡まっちゃいましたが、あれがむしろ良かったです" と評価されたことを明かし、"ショーの魅力とトラブルがマッチしていたと感じて、あの歩きを選びました"と応えると "すごく良い判断でしたね" と言ってくれたことで救われた、と、それまでの苦労が報われた瞬間のことを語っていました。

ラウールさんは "3時間4時間の中でいろんな感情が芽生えてきましたよね。すごく楽しかった。いい経験でしたね。運命的な感じがしました" としみじみと振り返り、これから先の挑戦に思いを馳せていました。

【担当:芸能情報ステーション】

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