ぬくもりのある切り絵に光とデジタルを融合させた展覧会が7月13日から岡山市で始まるのを前に12日、内覧会が行われました。

岡山市で13日から始まる「旅する光の切り絵展」。12日は関係者らが会場に集まりテープカットが行われました。

(森下花音アナウンサー)
「すごい。切り絵の繊細さと光が相まって非常に幻想的です」

会場には、作家の酒井敦美さんが手掛けた、切り絵と光を融合させた作品約20点が展示されています。

新見市の絹掛の滝や瀬戸内海など岡山の自然を表現した作品は、酒井さん自身が県内を取材し題材を集めました。幅14メートル奥行18メートルの空間に映像を投影することで作品に包まれるような感覚が楽しめます。

一方、光の当て方によって絵が変化し、時代が変わった2つのシーンが表現されている作品も。

会場では一部のエリアを除き撮影が可能で、心揺さぶる繊細なアートを写真や動画に収めることができます。

(光の切り絵作家 酒井敦美さん)
「旅をする感じで体感する、見て眺めるだけではなくて、中に入ったり、自分の服に絵が映ったり、日記のように描いている絵を感じてもらったり、体感して楽しんでほしい」

この展覧会は岡山市北区の岡山シティミュージアムで7月13日から8月25日まで開かれます。

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