50年を超える歴史を持ち益田市民に親しまれている夏のイベント「益田水郷祭」が今年、中止されることになりました。
市の観光協会は、観覧場所や打ち上げ場所の安全確保などイベント運営で様々な見直しが必要になったためと説明しています。

7月12日、益田市観光協会が会見し、今年の「益田水郷祭」の中止について説明しました。
毎年、8月の第1土曜日に開催される「益田水郷祭」は50年を超える歴史を持ち、夏の風物詩として市民に親しまれています。
2023年は約2200発の花火が夜空を彩り、船行列も復活して約1万4000人が訪れました。
市の観光協会によると、花火の観覧場所の高津川河川敷が浸水した場合の代替場所の確保が難しいこと、打ち上げ場所の安全確保に課題があることに加え、市民が主体的に盛り上げるイベントにするためイベントの在り方を見直していて運営体制の再編ができていないことなどから2024年の水郷祭の中止を決めたということです。

益田市観光協会・菅隆宏本部長:
「明確に課題が出てきたので、今後課題をひとつずつつぶしながら何とか若い方に参画してもらい、益田の未来の祭りを作りませんかと(お願いしたい)」

市の観光協会は、2025年度の再開を目指して運営態勢の再編を急ぐことにしています。

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