広島三大祭の一つ、すみよしさんが先週末、広島市中区の住吉神社で開かれ、伝統の漕伝馬船も出航しました。
すみよしさんは半年間の無病息災を願い、江戸時代からおよそ300年続く伝統的なお祭りです。
今年も盛大に行われ、2日間で10万人以上が足を運びました。
水の安全を祈る神事、広島管絃祭では、ご神体を載せた御座船を漕伝馬船が曳航。
そろいの法被をきた男たちが、声を出しながら力強く漕ぎ進めました。
ルートは神社から原爆ドーム近くを通るおよそ4キロ。
櫂の動きを合わせて船を進ませます。
出発からおよそ2時間。
気迫ある掛け声そのままに神社へ戻った漕ぎ手に参拝者からねぎらいの拍手が送られました。
【参拝者は】
「初めて見た。物語の中にいるみたいな感じで素敵でした」
「男性たちの迫力のある声が響き渡っていてすごかった」
【福岡県出身・初めて漕ぎ手を務めた】
「地元のお祭りに参加したいなと思って、いい疲れですね。みんなが応援してくれていたから」
令和最多の人出となった今年のすみよしさん。
多くの人の心に男たちの力強い姿が刻まれました。
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