8日、株式会社キャンビーが、元近鉄・中日・オリックス投手の佐野慈紀さんが取り組む「かがや毛〜!ぴっかり投法を再び輝かせるプロジェクト」への協賛を目的として、佐野慈紀さんの姿をイラスト化したアパレル商品を販売することを発表しました。

佐野慈紀さんTシャツ用のイラスト(株式会社キャンビー提供)




株式会社キャンビーは「コンビネーションミール」という、往年のプロ野球選手をイラスト化したアパレル商品を開発・販売する通販サイトを展開中。「元近鉄バファローズ選手である『佐野慈紀氏』がオフィシャルブログで発信している『かがや毛~!ぴっかり投法を再び輝かせるプロジェクト』に協賛する事を目的に、佐野慈紀氏のイラストが描かれた各種アパレル商品の販売を行い、その売り上げの一部をロイヤリティとして佐野慈紀氏にお支払いし、プロジェクトの活動費に充ててもらう事を佐野慈紀氏と合意いたしました。」と、プレスリリースを通じて発表しました。

キャンビーは、糖尿病に端を発する感染症のために今年5月に右腕切断手術を受けた佐野さんと会話した際に「佐野氏から『身体が不自由になってボールが投げられなくとも伝え方はある。』とのポジティブな言葉に感動」したとして、佐野さんの「少子化になり野球人口が減少している事に対して危惧」「健康に対して実体験をもとに一人でも多くの方々に伝えていきたい」という思いに応えようと、今回の協賛に至った理由を説明しています。

イラストは佐野さんにちなんで「『ぴっかり投法』をモチーフに作成させて頂き、タイトルを『SPARKLE AGAIN』と致しました。」としており、モーション中に頭の野球帽を落としてぴっかりする動作の佐野さんの上に、大きく "SPARKLE AGAIN"(再びかがや毛)とタイトルが入っています。

佐野慈紀さん 自身のブログ投稿より


佐野さんは先月21日に自身のブログで「『かがや毛〜!ぴっかり投法を再び輝かせる』この名の下、リハビリの奮起はもちろんいろんなチャレンジをして行きたいと思います。」と表明。「左投げのぴっかり投法完成までの道のりをこちらにも記していくのでワシの野球愛と気概を見守ってください。」と綴っていました。

佐野慈紀さん 自身のブログ投稿より



佐野さんは5月初旬に感染症の悪化による右腕切断手術を受けたことを報告。6月26日には、心臓弁膜症の治療のため転院し、7月12日に、右腕の治療を継続する為、元の病院に再転院したことを明かしており、今月8日にはブログで「たまに鏡で自分の姿を見る。何度見てもやはり無いんですよね。。。」と右腕を失ったことを嘆きつつも「落ち込んでなんかいられない。まだまだこれから」と強い気持ちを込めています。

【担当:芸能情報ステーション】

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