将棋の第9期叡王(えいおう)戦五番勝負(不二家主催)第2局が20日、石川県加賀市で指され、挑戦者の伊藤匠(たくみ)七段(21)が藤井聡太叡王(21)=名人・竜王・王位・王座・棋王・王将・棋聖と合わせ八冠=に87手で勝ち、シリーズ1勝1敗とした。

 藤井叡王はタイトル戦での連勝記録が16で止まり、大山康晴十五世名人(故人)が1961~62年に残した史上最多17連勝には届かなかった。対局後は「仕方ないかなと思っています」と述べた。

 対藤井13戦目で初勝利を挙げた伊藤七段は「一つ結果が出たことはよかったですが、番勝負は続くので」と話した。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。