23日、大阪市内のホテルで、トライストーン・エンタテイメント、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(合同会社ユー・エス・ジェイ)、東宝、ソニー・ミュージックエンタテインメントの4社合同による俳優オーディション「TREASURE HUNTING」(トレジャー・ハンティング)の開催が発表され、俳優でトライストーン・エンタテイメントの代表取締役社長を務める小栗旬さんがメッセージを寄せました。
小栗さんは、自身を "普段は自分を表現することがとても苦手な人間です" と本音を明かしながらも "俳優という職業は、自分という器を使って別人になること" "自分一人ではできない無限の可能性を与えてくれます" と、これまでの経験に基づいた実感を込めて訴えかけました。そして "僕らと一緒に自分の中にあるまだ見ぬ宝箱を開けてみませんか" と呼びかけ、"最終審査では、私も審査員の一人として見させていただきたい" と、オーディション審査に参加することを約束しました。
合わせて、トライストーン・エンタテイメントの山本又一郎会長は、過去USJを訪れた時に、多くの若者が詰めかけている様子を見て "こういう子たちに演技のレッスンをしてみたいなと思いました" と、きっかけを振り返りました。そして "エンタメ産業が力を合わせてこのプロジェクトを進めることで、絶対に世界に通じる俳優を育成してみせる" と力を込めました。
合同会社ユー・エス・ジェイのJ.L.ポニエ社長CEOは "従来のオーディションを超えたユニークで特別な体験をお届けできれば" "ノーリミットの新しい仕組みと体験がたくさん詰め込まれています" として、この体験をきっかけに多くの方々にエンタテインメントの世界に踏み込んでほしいと呼びかけました。
東宝の市川南取締役専務執行役員・映画本部長は「ゴジラ-1.0」が米国アカデミー賞視覚効果賞を獲得し、「怪物」がカンヌ映画祭脚本賞を受賞したことを振り返りつつ "東宝が今後映画を作って配給していくときには、日本国内だけじゃなくて、全世界に向けた映画を作っていきたい" と、あらためて世界へ思いを馳せ、"グランプリで「東宝製作作品出演」ということが書いてありますが、それも約束させていただいて" と、この取り組みへの並ならぬ決意を明かしました。
そしてソニー・ミュージックエンタテインメントの村松俊亮代表取締役CEOは "日本のアニメ・マンガ・ゲームが世界を席巻する中、ヒューマンという人の魅力そのものが伝わる存在を作ってゆきたい" "スポーツ界でいうところの大谷翔平選手のような存在を、日本のエンタテインメント界から生み出したい" と、生身の人間の魅力を追及する熱い思いを披露。"原石のまま、素のままで応募していただきたい" と呼びかけました。
俳優オーディション「TREASURE HUNTING」は、オフィシャルサイトで9月17日午後5時まで応募フォームにて受付。9月中の一次審査・それ以降の審査とレッスンを経て、来年2月に最終審査を予定しています。また、9月1日までユニバーサル・スタジオ・ジャパンで体験版「TREASURE HUNTING」が開催中。ソニーPCL株式会社によるAR技術を駆使してトライストーン・エンタテイメント所属の俳優と映像上で共演する体験や、プロカメラマンによるプロフィール写真撮影などに参加できるとしています。
【担当:芸能情報ステーション】
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