HiHi Jetsの井上瑞稀さんと橋本涼さんが主演を務める「舞台『劇走江戸鴉~チャリンコ傾奇組~』」(10月、東京・新橋演舞場/11月、大阪・松竹座)の製作発表が行われ、井上さんと橋本さんが共演の武田玲奈さん、横内謙介さん(脚本・演出)と共に登壇しました。
同舞台は2013年に初演された「元禄チャリンコ無頼衆 浪花阿呆鴉」をブラッシュアップ。元禄時代を舞台にした本作では、大坂に実在し、講釈や浄瑠璃等にも多くのインスピレーションを与えたといわれる雁金五人男(白波五人男の元)を題材に、歌舞伎や浮世絵など庶民文化が大きく花開いた“庶民が主役の時代 “を生きる若者たちの姿を大胆に演出。 “デコチャリ”による宙乗りや立廻り、ダンスなどを交えて描かれます。
井上さんは“昨年に引き続き新橋演舞場そして大阪松竹座の舞台に立てることを本当に嬉しく思っています。ただ一つ、僕は自転車がすごく苦手なので不安ですが精一杯頑張らせていただきます”と挨拶し、初手から周囲を困惑させて笑いを誘いました。
橋本さんは“相方の瑞稀と一緒にステージに立てるということがすごく嬉しいです。皆さん優しいのでいっぱい甘えて教えてもらいながら、素敵な舞台を作っていけたらいいなと思っております”と挨拶しました。
また稽古について質問が飛ぶと、井上さんは“普段一緒に活動しているからこそ、信頼関係も既に出来上がってますし、台本をいただいたんですけど、それこそ昨日も2人でタクシーに乗ってる最中、セリフ合わせが始まったりとか、そういうこともあったりしますね。”と振り返りました。一方、橋本さんは“井上ならではで言うなら、井上はコミュニケーションはあまり自分から取らない方なんです。本読みが始まる前に「俺は話しかけに行くのが苦手だから橋本ちゃん頼んだ」って言われて、めちゃめちゃプレッシャーだったんですよね。逆に「お前一人の時どうしてるんだよ」と思いました。でも、いつもの僕らの空気感がありつつ、どこか役者さんとして接している部分もあって、なにかすごく新鮮で楽しいですね。”と語りました。
そんな井上さんについて、横内さんは“一番最初に、いろいろと喋ってるときにちょっと大人しいじゃないですか? 舞台大丈夫かなと思って…。でも話したら「いや仕事なら絶対やります」と言われて、普段そのエネルギーを出さないって「ほぼ真のプロじゃん」と思って。普段から無駄なエネルギーを使えませんっていう感じが、逆に頼もしいなと思いました”と評し、“最初はなんか、可愛いっぽく守られる存在に一回見えておきながら、でも世の中をひっくり返すようなエネルギーを見せてほしいと思います”と期待を寄せていました。
また橋本さんについて、“もう本当に、何年か前からの知り合いなのかというぐらい、距離感が近く、自分のことを聞いてもいないのに、いろんなことを全部赤裸々に語ってくださって。とてもこの方は頼もしい人だなと思い、実際「族」のリーダーにとても向いているんじゃないかなと。この人なら若者たちがついていくんじゃないか、という強さをすごく感じさせてくれました”と語りました。
【担当:芸能情報ステーション】
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