将棋の王座戦第1局が9月4日、神奈川県秦野市で行われ、初防衛を目指す藤井聡太七冠が勝利しました。

 4日、秦野市で行われた王座戦第1局は、タイトル奪還を狙う永瀬拓矢九段(31)の先手で始まりました。

 対局は形勢互角のまま難解な中盤戦が続きましたが、終盤に藤井七冠が優位に立ち、最後は両者1分将棋となる中、永瀬九段の猛追を振り切った藤井七冠が124手で勝利しました。

藤井聡太七冠:
「第2局まで2週間ほどあるので、その間にしっかり準備をして、またいい状態で臨めるようにしたい」

 王座戦五番勝負は先に3勝したほうがタイトル獲得となり、第2局は9月18日、名古屋市中村区の名古屋マリオットアソシアホテルで行われます。

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