長崎市の諏訪神社の秋の大祭「長崎くんち」の開幕まで2週間をきりました。
今年の踊町にまつわる資料を集めた特別展示が長崎歴史文化博物館で開かれています。
KTN記者
「江戸時代のくんちの様子を描いた大きな屏風や豪華な長崎刺繍の衣装などがあり、これまでのくんちの歴史を学ぶことができます」
長崎市の長崎歴史文化博物館で開催中の「くんち三九〇年展」です。
390年の歴史を持つ長崎くんちは江戸時代に(1634年)、2人の遊女が神前で踊りを奉納したことが始まりと言われています。
会場には踊町の演し物などの情報を掲載した74年前の「赤本」の創刊号や、麹屋町のかつての大名行列を描いた絵巻物のほか、西浜町(※「浜」は「まゆはま」)の傘鉾の下絵など今年の踊町の7カ町にゆかりのある資料、約50点が展示されています。
長崎歴史文化博物館 早田萌さん
「昔のくんちのにぎわいがよく分かるものとなっている、人々の表情まで細かいところをじっくり見ていただけたらと思う」
「くんち三九〇年展」は10月20日まで開かれています。
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