北陸の秋の風物詩「たけふ菊人形」が4日開幕しました。
         
2024年で73回目を迎える「たけふ菊人形」。初日の4日は、雨の中オープニングセレモニーが行われ、越前市の山田賢一市長ら約80人が出席して開幕を祝いました。
 
「たけふ菊人形」の2024年のテーマは「紫のまち越前たけふ花絵巻」は、紫式部が都から越前に移り住む様子が再現されています。
   
会場では、紫式部と越前との関わりについて11体の菊人形を使い、越前和紙を漉く様子や季節の海産物を楽しむ様子など4つの場面で表現しています。
  
このほか、一株から千本咲いているように見えるという千輪菊や、直径20センチ以上の花を咲かせる大菊など、越前市の庭園やキクの愛好家たちが丹精込めて育てたキクも展示されています。
 
県内外から訪れた観光客は、200種類、2万本の色鮮やかなキクを楽しんでいました。

訪れた人からは「思ったほど花が咲いていなかったけどきれい」という声もありましたが、猛暑の影響でキクの生育が遅れており、展示されているものはつぼみが目立っていました。見頃は10月中旬になるということです。
   
「たけふ菊人形」は、越前市の武生中央公園で11月4日まで開かれています。

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