6日まで開かれた東京国際映画祭で、鹿児島出身の吉田大八さんが監督を務めた映画「敵」が、最優秀監督賞など3冠に輝きました。
映画「敵」は、妻に先立たれた元大学教授が不穏なメッセージを受け取り、平穏な日常が徐々に崩れていく過程を描いた作品です。
監督の吉田大八さんは鹿児島出身で、かつてKTSの取材に鹿児島に寄せる思いを語っていました。
鹿児島出身・吉田大八監督
「鹿児島になかなか海外のアーティストは来ない」
「鹿児島で手が届かないけど想像していた時期は、こういう仕事をする上ですごい大きかった」
この吉田監督が手がけた映画「敵」が、東京国際映画祭で最高賞にあたる東京グランプリを受賞しました。
日本の作品が最高賞を受賞するのは19年ぶりです。
さらに、吉田さんが最優秀監督賞を、主演の長塚京三さんが最優秀男優賞を獲得し、3冠に輝きました。
鹿児島出身・吉田大八監督
「作っている間はいろいろな苦労もあるが、それ全て含めて、ものすごく楽しい映画作りの経験だった」
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