Victoria Jones/Pool via REUTERS

<メーガン妃が「リメンバランス・サンデー」に参列した際の映像が改めて話題になった理由について>

メーガン妃が「リメンバランス・サンデー(戦没者追悼の日)」に出席した際の「輝きを失った瞬間」と指摘される動画が話題になっている。実は王室内での対立が公に表面化していた時期である。

【話題の動画】メーガン妃が「輝きを失った瞬間」 を見る


 

メーガン妃は2018年11月11日にロンドンのセノタフ(戦没者記念碑)で行われたイギリスの全国追悼式典に出席。その直前にオーストラリアと南太平洋への海外公務を成功裏に終えたばかりであった。

しかし、その月に出版されたチャールズ皇太子(当時)の伝記『70歳のチャールズ──思い、希望、そして夢(Charles at Seventy - Thoughts, Hopes & Dreams: Thoughts, Hopes and Dreams)』で、メーガン妃が「要求の多い人物」として描かれ、ヘンリー王子が王室スタッフに対して「メーガンが望むことは、すべて叶う」と発言したことが記されている。

また報道によると、同年5月に行われた結婚式前にメーガン妃のティアラに関して、エリザベス女王がヘンリー王子に注意したとされている。それはメーガン妃が「王室での経験が険悪になる転換点」とのちに語る時代の始まりであった。

そういった話が表沙汰になって数日内の2018年11月11日に、ロンドンのセノタフ(戦没者記念碑)で行われた「リメンバランス・サンデー」に出席している。

今年の「リメンバランス・サンデー」にキャサリン妃を含む王室メンバーが多数参加したこともあり、メーガン妃がこの式典を見守る様子を収めた過去の動画が拡散したのだ。

「かつて追悼礼拝が楽しみだった時代がありました。この時、メーガン妃が輝きを失っていることに気づきました。目に表れています。でも、今ではその状況から抜け出し、すばらしい家族と共に花を咲かせていることに感謝します」とキャプションのついた動画には8000以上の「いいね」、そして18万回以上再生され、以下のようなコメントで溢れている。

「彼女を祝福してあげて。とても怯えているように見える」
「メーガンは上の空です。その悲しみがわかるでしょう。でも今では目に光が戻っています」
「いつか王室がこの2人に戻ってきてほしいと願う日が来るでしょう」

メーガン妃、エリザベス女王、キャサリン妃とともにバルコニーから式典を見守ったが、メーガン妃はドイツのシュタインマイヤー大統領(当時)の妻であるエルケ・ビューデンベンダー夫人と一緒に別のバルコニーに立っていた。

イギリスのメディアは、カーテン裏で起きていた王室の軋轢を当時報じている。

【写真】ドイツの大統領夫人と別バルコニーに配置されたメーガン妃 を見る


 

その1カ月前の10月にメーガン妃が2人のスタッフを王室を去らせるよういじめていたとケンジントン宮殿のジェイソン・クナウフ広報官が上司にメールで抗議していたことがのちに判明している。

また、その数カ月前の同年6月にはヘンリー王子とメーガン妃がウィリアム王子(当時)とキャサリン妃と面会し、双方の夫妻同士の問題を解決しようとしていたこともわかっている。

ヘンリー王子は自身の回顧録『スペア(Spare)』で、ルイ王子出産直後のキャサリン妃に対して、ベビーブレイン[出産直後にホルモン状態から他に気がまわらなくなる状態]とメーガン妃が発言したことで「キャサリン妃を傷つけた」ことに言及している。

ウィリアム王子(当時)が、「それは失礼です、メーガン。イギリスではそういうことはしません」と言ったところ、メーガン妃が「その指を私の顔の前からどかしてください」と言い返したという。

「これは本当に起きたことなのだろうか?」と、ヘンリー王子はホルモン状態に関して怒鳴り合うまでの関係になってしまった時について、次のように綴っている。

「メグはキャサリン妃を傷つけるつもりは決してなかったと述べて、もうそのようなことが繰り返されないためにはどうすればいいのかをキャサリン妃に教えてほしいとお願いしていた」



 『70歳のチャールズ──思い、希望、そして夢(Charles at Seventy - Thoughts, Hopes & Dreams: Thoughts, Hopes and Dreams)』
 ロバート・ジョブソン/ Robert Jobson[著]
 John Blake Publishing Ltd [刊]

(※クリックするとアマゾンに飛びます)


 『スペア(Spare)』
  サセックス公爵ヘンリー王子/Prince Harry The Duke of Sussex[著]
  Random House[刊]

(※クリックするとアマゾンに飛びます)

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。