仏文学者の鈴木道彦(すずき・みちひこ)さんが11日、慢性心不全で死去した。95歳だった。葬儀は近親者で営んだ。

 東京生まれ。一橋大、独協大で教授を歴任した。2001年にプルースト「失われた時を求めて」の日本で2人目の個人訳(全13巻)を完成させ、日本翻訳文化賞と読売文学賞研究・翻訳賞を受けた。著書に「サルトルの文学」「プルースト論考」など。

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