最後の「第6回びわ湖音楽祭」に向けた会見で、琵琶湖周航の歌を熱唱する加藤登紀子さん(中央)ら=滋賀県庁で2024年4月22日午後1時46分、飯塚りりん撮影

 第6回びわ湖音楽祭が7月7日、滋賀県近江八幡市で開かれる。「琵琶湖周航の歌」100周年を記念する音楽祭は6番まである歌詞の順にゆかりある地域を巡回してきており、第6回の今回が最後の開催。フィナーレを彩る特別ゲストに滋賀ふるさと観光大使で県出身のアーティスト、西川貴教さんを迎える。

 音楽祭をプロデュースする歌手、加藤登紀子さんが県庁で記者会見し、「6回やり遂げるのは大変だった。コロナ禍では大合唱がはばかられたが最後は出演者、観客が一緒になって(周航歌を)合唱したい」と語った。

 音楽祭は2017年にスタート。19、20年はコロナ禍もあり開催されなかったが23年は彦根市で開催するなどこれまで5地域を回ってきた。今回の近江八幡市は6番の歌詞「西国十番長命寺」にちなむ。

 会場は近江八幡市文化会館(同市出町)。午後3時半開演の第1部は、近江兄弟社高校吹奏楽部、あかね児童合唱団、日本よし笛協会などが出演し、最後に西川さんが登場する。第2部は加藤さんのステージで、観客も一緒に周航歌の合唱で締めくくる。

 全席指定で6000円。問い合わせは実行委員会(電話080・3841・4252)。【飯塚りりん】

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