首里城正殿の輪郭がいよいよ見えてきました。正殿の正面を鮮やかに彩る唐玻豊の屋根が9日設置され、完成に向けてまた一歩前進しました。
2026年の完成を目指し日々再建工事が進められている首里城正殿。
9日、唐玻豊の屋根を設置する作業が行われました。
金の龍や色鮮やかな瑞雲などの装飾が施されている唐玻豊は、まさに正殿の顔。美しい弓なりの形状が特徴です。
関係者や一般来園者が見守るなか、左右2つのパーツに分けられた屋根部分の木材が職人の手によって一つ一つ丁寧につなぎ合わされました。
今後、唐玻豊の屋根部分には朱色の漆が塗られ赤瓦が設置されるほか、正殿の守り神・龍頭棟飾が取り付けられます。
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