映画「ディア・ファミリー」(毎日新聞社など製作委員会)の完成披露試写会が13日、東京都内で行われた。難病の娘を救うため私財を投じて人工心臓の開発に取り組んだ工場主が、娘の死後、画期的なカテーテルを発明するまでの物語。実話を基にした。
上映前に、主演の大泉洋さんはじめ菅野美穂さん、福本莉子さんら出演者と月川翔監督が登壇し、舞台あいさつをした。
父親を演じた大泉さんは「撮影中から手応えを感じ、多くのシーンで胸が熱くなった。勇気をもらえる映画」と話した。妻役の菅野さんは「つらい現実を乗り越えて、前に進んでいこうとエールを送る作品。自分でもいい映画になったと素直に言える」と訴えた。
月川監督も「身近な人を助けたいという思いから世界の人を救った、愛情に満ちた奇跡の物語。多くの人に深く届けたいと思い、手応えも感じている」とアピールした。
映画は6月14日、全国公開される。
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