丸岡藩の誕生から2024年で400年を迎え、丸岡城ではプロジェクションマッピングや女子プロレスなど様々なイベントを展開しています。そんな中、秋には日本最大級の
“お城の祭典”が丸岡城を舞台に出張開催されます。
 
山田千代記者:
「県内の観光スポットの一つ丸岡城。きょうはあいにくの天気にもかかわらず、観光客が訪れています」
 
観光客:
「金沢から来た。金沢城は天守閣がないがここは残っているのがいい」
「京都から。高速を走ると見えて気になっていた。調べたら現存の天守だと知って見に行こうかと」
「大阪から。日本100名城をまわりスタンプラリーをやっている。周辺に来た時には寄るようにしている。現存する12の天守で、復元天守は多いが昔のまま残っているのは珍しい」
 
北陸新幹線が県内までつながり観光機運が高まる中、丸岡藩誕生から400年を迎える2024年、丸岡城を全国に広くPRしようと、秋に北陸初となるイベントが開催されます。それが「出張!お城エキスポ」です。お城エキスポとは、8年前から横浜で毎年開かれている日本最大級の”お城の祭典”で、お城ファンや歴史学者などのスペシャリストが集結するイベントです。
 
坂井市では、日本に現存する12の天守を持つ城の一つ「丸岡城」の魅力を県内外に発信しようと毎年秋に開かれている「丸岡古城まつり」に合わせて「出張!お城エキスポ」を開催することになりました。
 
坂井市・林晃司教育長:
「新幹線で県内の観光機運が高まる中、丸岡城の知名度も高めていきたい」
 
13日は実行委員会が立ち上げられ、委員長に選出された坂井市の林晃司教育長やお城エキスポの運営スタッフなどと、今後の計画について話し合いが行われました。
 
坂井市では4月、丸岡城PR大使に、城好きタレントとして知られる田村淳さんを起用するなどして丸岡城の知名度アップに力を注いでいます。
 
この秋に開かれる「出張!お城エキスポ」では、著名な歴史学者による講演や城好きの芸能人によるトークショーなどが予定されています。
 
「出張!お城エキスポ」は10月12日、13日に開催されます。      

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