大分県別府市で18、19日に開かれる第82期名人戦七番勝負(毎日新聞社、朝日新聞社主催)の第4局の前夜祭が17日、別府市の別府温泉杉乃井ホテルであった。藤井聡太名人(21)と挑戦者の豊島将之九段(34)には県内の小学生から花束が贈られた。
花束を贈呈したのは大分市の小学6年、前島舜佑さん(12)と国東市の小学5年、池田紺さん(12)。12日に県内の小中学生を対象とした将棋大会で、前島さんがA級の部、池田さんが女子の部で優勝し、花束贈呈の権利を勝ち取った。
藤井名人に渡した前島さんは「『頑張ってください』と言ったら、『ありがとうございます』と言ってもらってうれしかった」と振り返った。「藤井さんと出会ってもっと将棋を頑張って、プロ棋士になりたい」と話した。豊島九段に渡した池田さんは「緊張したけど、いい思い出になった」と言い、「前夜祭は楽しかった」と満喫していた。
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