1970年代から一貫して沖縄の人々やその生きざまを撮り続けてきた写真家、石川真生さんを追ったドキュメンタリー映画「オキナワより愛を込めて」が8月24日から那覇市の桜坂劇場で先行上映される。また、東京のシアター・イメージフォーラムなど、全国でも上映を予定している。

映画「オキナワより愛を込めて」の1シーン(ムーリンプロダクション提供)

 映画は2023年、日米合作で制作され、同年11月には那覇市を中心に開催された「Cinema at Sea―沖縄環太平洋国際フィルムフェスティバル」で初めて上映された。

映画「オキナワより愛を込めて」の1シーン(ムーリンプロダクション提供)

 映画は石川さんが自身の初期作品を振り返りながら当時の様子を語る自伝的なドキュメンタリー。石川さんのルーツをたどりながらファインダーを通して語られた「愛」や作品の背景となった歴史や政治、人種差別、それらを乗り越える力強さを映し出している。

映画「オキナワより愛を込めて」の1シーン(ムーリンプロダクション提供)

 映画監督の砂入博史さんは「石川の実証的でありながら詩的な言葉は写真と同じくらい印象的だ。写真と言葉は影響し合い、互いをより力強いものにする」とのメッセージを寄せた。

 公式ホームページはhttps://okinawayoriaiwokomete.com/

 予告編はhttps://youtu.be/cu_ot‐S‐GiE

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。